2017年07月07日

て来るまで今

ああ、俺はここ1週間のモトコの失踪も気になる。
それにオマエらだってその方が夢があっていいだろうSmarTone 上網
オマエらの会社が世界を動かすんだろ?」
とマスターは俺たちの顔を交互に見回しながら説得するようにそう言った。

まあ、そうとも言えるけどさあ。
でもそう言う落ちだとこれ・・・3流のSF小説?ライトノベル?みたいにならねえか?
それってな~。どうなのかなあ~。

俺もスピ系の話は嫌いじゃないけどさあ、今回のモトコの一件に関してはちょっとねえ。
いまひとつ話が大袈裟過ぎるっていうか、それにこれってよくある闇の権力系の陰謀論だろ?ベンジャミン・フィルフォードとか中丸薫さんあたりのSmarTone 續約

で・・・?
どうなんだよ、その辺はナカバヤシ?
さっきから黙ってるけど、今回はオマエが主役なんだからどっちかに決めようよ?
なあ、オマエの意見はどうなんだよ?」
とホンジョウはそんななげやりな言い方で俺に振ってくる。

決めようよって、そんなこと言われてもなあ。
俺にはもう・・・何が本当に起こったことで、何が本当じゃなかったのかすらよくわからなくなってきたくらいなんだ。
そもそもあのモトコとの夜の出来事にしたって、はたして本当に?現実にあったことなのかどうか?
もう自信がなくなってきたくらいだよ。

それでもまあ・・・アイツが残したメモが本物だとすれば。
矛盾してるかもしれないけど、俺はまたあのモトコに・・・、いやユリエにってことになるのかな?まあ、そのどちらかにまた会えそうな気がするんだよ。

と言うことで、とりあえずその時がまたやって来るまで今回の一件に関する真相の解明はお預けってことで。
ダメかな?」
と俺がふたりにそう尋ねると、ふたりはやや不満そうな顔でしばらく俺の方を見ていたが、そのすぐ後にまあしょうがないか?なんて感じに同時にふたり諦めたように下を向いた。

それから俺がグラスのペルノーを一息にグッと飲み干しフーッとため息をついたその時、俺の肛門周辺あたりであの時に出来た亀裂がチクリと疼いた。

今頃、モトコ・・・いやユリエは何処で何をしているのだろう數碼通月費


俺を消そうとする闇の機関」の次の陰謀に関する情報収集にでも入っているのだろうか?
あるいはまた・・・俺と会える日を少女のごとく待ちわび、再会の時に心ときめかせているとでも言うのか?
いずれにせよ、俺とその彼女ら?との幸せな未来なんてものはそのシナリオには想定されているはずもない。
結局の落としどころとしては、この目の前のオヤジふたりに慰められるのが関の山?なんてことか。



Posted by Qian Qian at 10:45 │Comments(0)
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